調教

918 名前:本当にあった怖い名無し :2006/04/17(月) 17:43:58 ID:oAXZyvCX0
飲み会を終えて部屋に帰る。
部屋の中に入ると、強烈な違和感。
霊がいる空間に入ると起こる感覚だった。
あー、いるのかなーと思いながら部屋の奥に目を向ける。
予想通り、そこには、女の霊がいた。
長い黒髪、推定Fの胸、抜群のプロポーション、そしてこの世のものにはあ
りえない美貌、すべてが俺を魅了した。

そして、俺の頭の中で何かが弾けた。

俺はベッドの上で目を覚ました。起き上がると頭痛がする。二日酔いだなー
と思いながら横を見ると女が寝ている。誰?そして、俺も女も全裸なのに気
付く。何で?必死に昨夜の記憶を辿る。よくよく見ると俺も女も全身キスマ
ークだらけ。なかなか記憶を呼び出せずに焦っていると、女が目を覚ます。



919 名前:本当にあった怖い名無し :2006/04/17(月) 18:25:50 ID:oAXZyvCX0
「あ、あのさー」
『!!!!!!!』

顔どころか全身真っ赤にさせながらシーツに包まる。
なんか小動物みたいで可愛い。

「ごめん、俺酔ってたせいか昨夜の事全然おぼえてないんだけど」
『!!!!!!!!!』
「何があったか教え」
『ひどいよ!』

女がすごい勢いでシーツから飛び出す。
全身真っ赤なのは変わらないが、表情は怒り、いや悲しみを表している。
今にも泣き出しそうな顔だ。

『私初めてだって言ったのに、あんなに好きだ、愛してるって言ってくれた
のに、覚えてないなんてーーーーー』
「え、ちょ、ちょっと落ち着いて」
『ひどい、ひどいよ!うっ、うっ、うえーーーーーーーん』
「あー、ごめん、泣かないで、ね?」

俺は少し躊躇したが、思い切って女を抱きしめた。
女は俺の胸の中で大声をあげて泣き続けた。
女を落ち着かせながら、改めて女をじっくりと観察する。
かろうじて覚えている昨夜の記憶のとおり、すごくいい女だ。
普通の人間と変わらない肌のぬくもり、でも幽霊なのだ。
よくよく見ると身体が透けているのが分かる。
昨夜は25〜6の美人、と思ったのだが、日の光の下で見た女は俺と同じ位
の20歳前後の可愛い女だった。

920 名前:本当にあった怖い名無し :2006/04/17(月) 19:22:19 ID:oAXZyvCX0
女、いや彼女が徐々に落ち着いてきたので、言葉を選びながらもう一度昨夜
何があったのかを聞いてみた。断片的で解り辛かったが、根気よく聞いてい
るうちになんとか理解できる内容になった。まとめるとこういうことだ。

彼女は20歳の女子短大生で、一週間前に死んでしまったそうだ。死因は風
邪をこじらせたうえの肺炎だそうだ。死後少しの間は家族の周りをウロウロ
していたがあちこち見て回りたくなり、ブラブラしている途中で俺の部屋を
見つけ、居心地がいいのでしばらく居ようと思った、との事。
俺の部屋は、何度御祓いしても新しい霊が居つくいわくつきってやつで、た
またま霊不在だったときに彼女が来たのだろう。
そして昨夜、俺に挨拶しようと待っていたら、俺に襲われた、と。
彼女はずっと女子校通いでまったく男と付き合った事がなく、もちろん処女
だったそうだ。欲求不満解消の為にオナニーはしていたそうだが。
襲われたとき抵抗はしたんだが、俺にキスされているうちに全身の力が抜け
てしまい、あとはされるがままになっていた、そして挿入直前で正気に戻り
俺に初めてだから、と許しを請うと真剣な顔で、君に一目惚れした、今まで
会った誰よりも好きだ、生涯君だけを愛する、と熱心に口説かれたらしい。
なぜか彼女も俺を信じてしまい、俺に処女を捧げたんだそうだ。最初はやっ
ぱり痛かったが、俺の執拗な愛撫で快楽を引き出され、初めてなのにイって
しまった、と恥かしそうに言っていた。その後、朝6時頃までヤりまくり、
ディープキス、フェラ、パイズリ、腰の動かし方等色々教えたそうだ。調教
されちゃいました、となぜか嬉しそうだった。

922 名前:本当にあった怖い名無し :2006/04/17(月) 20:26:52 ID:oAXZyvCX0
ひとまず落ち着いたのは良かったのだが、俺が覚えていない発言した事を思
い出したらしく、またシーツに包まってしまった。

「あのさ、その、えーと」
『・・・・・・・・・・・』
「君に、その、なんだ」
『・・・・・・・・・・・・・麻由美』
「え?」
『君、じゃなくて、麻・由・美』
「あ、麻由美さんね。お、俺は祐介、よろしく」
『・・・・・・・・・・・・・』
「あ、えー、うーんと」

俺は謝りかけたが、謝るのはかえって失礼な事くらいはわかった。
記憶はおぼろげでしかないのだが、昨夜彼女に言った事は全部本心なのは間
違いない。だから誤魔化さずに俺の正直な気持ちを言おう。
彼女もさっきからチラチラこっち見てるし。

『・・・・・さっきから何か言いたそうです、だけど』
『言いたいことがあるなら早く言ってくださ、言いなさいよ』
『私、幽霊なんだから、そこら辺の人間と同じ扱いすればいいなんて考えて
たら大間違いです、だからね』

なんか幽霊だからって無理に悪ぶってる彼女がとても可愛い。
無性に抱きしめたい。
抱きしめた。


923 名前:本当にあった怖い名無し :2006/04/17(月) 20:29:08 ID:oAXZyvCX0
『きゃっ!な、何するんで、なにするのよ!』
「麻由美さん」
『は、はい!』
「順番がメチャクチャだけど、改めて言います。」
『はい』
「好きです、一目惚れです、ずっとあなただけを愛し続けます、だから俺と
付き合ってください!」
『えっ、う、うそでしょ!』
「本気です、俺を信じて」
『・・・・・・・・・は、はい、よろしくお願い、し、しま、す、う、うえ
ーーーーーーん』

今度は嬉し泣き、忙しい娘だなあ。
また抱きしめて彼女が落ち着くのを待つ。
落ち着くと、彼女はまた悪ぶって話し始めた。


925 名前:本当にあった怖い名無し :2006/04/17(月) 20:29:49 ID:oAXZyvCX0
『わ、私みたいな美少女幽霊と付き合えるなんて、宝くじ当てるより幸運な
ことなんだからね、感謝してくだ、感謝しなさいよ!』
「はいはい、わかったよ、麻由美さん」
『あっ!』
「?」
『呼び捨てじゃなきゃだめです、だからね!』
「わかったよ、麻由美」
『はいっ!』
「それじゃあ、正式に恋人同士になったことだし、復習も兼ねてエッチしよ
うか、麻由美」
『・・・・・は、はい、祐介さん』

もちろん一日中調教しました。可愛い幽霊な彼女です。


エロ+ツンデ霊、頑張ってみたけど時間無いんでこれが限界です。次があ
ったらもっと時間をかけて文章練りますんで。石投げたり呪ったりしない
でください。ごめんなさい。