ワタシノナワバリ

501 名前:本当にあった怖い名無し :2006/04/05(水) 02:06:42 ID:P6lAtZvz0
僕は、後悔している……何故、此処に来たんだろう

 「裏山の幽霊病院に行って見ようぜ」
  唐突だった。
  無論、僕は行きたくなかった。
  断固として反対だった。
 「幽霊とか捕まえたら面白そうじゃね?」
  即決だった。
  残念なことに、僕には異議を唱える権利さえなかった。

502 名前:本当にあった怖い名無し :2006/04/05(水) 02:08:18 ID:P6lAtZvz0
僕は、後悔している……何故、こうなったんだろう

 『デテイケ…』
  僕だって、出来るならそうしたい。
  でも、体が動かない
  膝が震えている
 『デテイケ…』
  僕を此処に連れてきた悪友達はとっくの昔に逃げ出している
  独り置き去りという状況が恐怖に更に拍車をかける
 『ココハ、ワタシノナワバリダ…デテイケ!』
  もう、僕の頭はこの場から逃げる事しか考えられない
  逃げなきゃ。逃げなきゃ。逃げなきゃ。逃げなきゃ。逃げなきゃ。逃げなきゃ。
  逃げなきゃ。逃げなきゃ。逃げなきゃ。逃げなきゃ。逃げなきゃ。逃げなきゃ。
  逃げなきゃ。逃げなきゃ。逃げなきゃ。逃げなきゃ。逃げなきゃ。逃げなきゃ。
  逃げなきゃ。逃げなきゃ。逃げなきゃ。逃げなきゃ。逃げなきゃ。逃げなきゃ。

                 でも、ドコヘ?

503 名前:本当にあった怖い名無し :2006/04/05(水) 02:10:02 ID:P6lAtZvz0
僕は、後悔している、廃病院の屋上から落ちている間に

何故、一言「いやだ」と言えなかったのだろう
何故、屋上なんかに逃げたんだろう
何故、声の主は必死に僕を追いかけてきたんだろう
              何故。
              何故。
              何故。
              何故。
                ・
                ・
                ・


       何故、僕は生きているんだろう?

504 名前:本当にあった怖い名無し :2006/04/05(水) 02:11:10 ID:P6lAtZvz0
『あ、気が付いた?べっ別にアンタを助けたわけじゃないからね!私の縄張りで自殺なんかされたくなかっただけだからっ!』
 さっきとは、別の必死さで助けた理由を並べる彼女は何と無くかわいくて、
 月明かりに照らされた、銀の毛並みが綺麗で
『・・・?・・・・・・・!・・・』
 ああ、なんかとても眠い…何か聞こえるけどもうよく解らない…でもこれだけは言っておかないと…

「うん、大丈夫…ありがとう…」




ダー、勢いで書いてみたけれどダメだー、狼(ryでてこねー
オチが意味不明ー内容も意味不明だー