m9(^Д^)プギャー

394 名前:本当にあった怖い名無し :2006/03/32(土) 10:59:19 ID:nDeUggqe0
「御神酒も用意したし……御札も用意したし……」
「まだそんなことやってんの?」
「今日こそお前を祓ってやるからな」
「素人にそんなこと無理だって……」
「うるさい、黙ってろ」
「……ねぇ、そんなに私のこと嫌い?」
「な、なんだよ、いきなり」
「私がいるのってそんなに迷惑かな?」
「…………」
「私、あなたのためにできることやってきたつもりだったのに」
「味噌汁に砂糖入れたり、人が録画予約したビデオの上からジャパネットを重ね撮りすることがか」
「そ、それはまぁ、ほら、ちょっとしたお茶目っていうかなんていうか」
「お茶目っていう歳か」
「誰が年増幽霊よ!」
「とにかく今日こそは出てってもらうからな」
「うっ、やっぱり私のこと嫌いなんだ……」
「……泣いたってダメだぞ」
「いいもん、今までだって一人だったんだから平気だもん」
「…………」
「シクシク」
「……あー、その、なんだ、もう少しぐらいならいてもいいけど」
「……ホント?」
「ああ、だからもう泣くなよ」
「ウクク……」
「なあ、もう泣くなって」
「ププ、m9(^Д^)プギャー、なわけねーだろ! バーカバーカ!」
「出てけ!!」