ハムスター←僕←ツンデ霊4
- 539 名前:ポン介 ◆ZMp2Jv9w5o :2006/02/23(木) 21:05:36 ID:T5cErjGf0
- 宿題をちゃぶ台でやっつけてる。
いつも小難しいプリントを用意してくれる先生だった。
覗き込んだと思われるレイポンは
「ま・・頑張んなさい。ふふんっ」
といって、台所に今はいるようだ。洗物をする音がする。
あの余裕はなんだ・・・?
ハムポンはかさかさっと出てきて今は砂浴びをしているようだ。
そんな一人暮らしの賑やかな静寂の中・・・・
「きぃぃやぁぁーーーっっ」
静寂を破る悲鳴が響いた。レイポンだっ
「ど・・どうしたっ?」
台所に駆け込むと、黒いあの昆虫がっ
「で・・・でたぁっでたのよぅ」
お化けが出る部屋で、お化けに出たといわれる存在、ゴキブリだった。
僕も正直苦手だった。最近の食生活の向上に伴い、出たのだろう。
新聞を丸めて戦おうとするも間に合わず、ゴキブリは姿を消していた。
「あ・・・あれしましょう。しゅってして・・めぼーってなるやつっ」
レイポンの声は哀れなほどに震えている。
「落ち着いて。何かわかんないよ」
「バ・・バルサンよっ」
「ハムポンがいる部屋でそんなもの使えるかーっ」
「な・・・〜〜ばかーっっ」
その後夜を徹しての狩をやらされた。宿題はできなかった