私とファイトなさい4

58 名前:本当にあった怖い名無し :2006/02/13(月) 16:01:01 ID:bpUvl0U/O
喉仏も治った頃、また夜中に寝苦しくて目が覚めた。
あの髪の長い女が俺の腹に腰掛けて漫画を読んでいた。
「あの…ドイて下さいませんか…?」
と懇願してみた。
 
「却下だッ!
この私の敷物になれる光栄にむせび泣け!
このゴミヘドロが!」
 
「いや…でもこのままじゃ眠れないですよ…」
 
「ほぅ…座布団の分際で抗議とは偉くなったものだな?」と
 
ぐりぐりと足で顔を踏み付けてきた。
「ちょ…痛いから止めて」
 
「黙れ!
このチンカス野郎がァ!
眠りたければ眠らせてやる!
 
永遠になッ!」
 
脳天に強烈な踵落としを食らい、目が覚めたら集中治療室でした。